| airy[F]airy 〜Easter of Sant’Ariccia〜 |
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| メーカー | 原画 | シナリオ | ||
| RococoWorks | 笛 | J-MENT | ||
| 総合点数 | オススメ | シナリオ | CG | BGM | システム |
| 125 | 65 | 10 | 20 | 20 | 10 |
雰囲気こそ至上
| 青葉と〜 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
末莉の〜 | |
![]() 茉理 |
イケてない エロゲーレビュー〜♪ |
![]() 青葉 |
![]() 茉理 |
さ〜て2010年最初の新作のレビューとなる今回はRococoWorksさんの「airy[F]airy 〜Easter of Sant’Ariccia〜(以下、エアフェアと略)」をお送りいたします〜。 | |
| ご存じだと思うけどウチのバカが本格的にプー太郎となったから月々の新作はあんまり買えないだろうし、今年の目標は「2010年の新作積みゲーゼロ」を掲げていくわよ(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・・・・なんかハードルが高い気もしますが頑張っていきましょう! それでは早速レビューに入っていきたいと思いますが、今回のエアフェアは以前高評価だったTarteさんの「カタハネ」に雰囲気は似ていましたね。 |
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| まあ確かに似ていたけど実際にはかなり違っていたわね。主に完成度とシナリオが。 エアフェアってなんて言うか、色んな意味で気楽に作りすぎてしまった感があるわよね…作中で出てきた設定や伏線の大半が放り投げて終わっているのもカタハネと比べると何だかなぁと思う部分は多かったわ(−− |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
あぁ、設定という部分は判りますね。結局のところ「火曜の墓守」という設定についても疑問に思う部分はありました。例えばアルマンドさんが大敗したのに何故火曜が奪われていないのかというのも設定に矛盾を感じますね。 | |
| そもそもの設定などがいい加減というか、活かされていないものばかりで結構萎えたというのが本音ね。小娘の言ったように、火曜の墓守についてなら更にサラの父親だってそうだったんだし。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
他にもサンタリキアの復活祭も設定としては活かされているとは到底言えませんでしたね…ああいう設定ならもっとヒロインとの関係を絡めるべきなのにアッサリと過ぎ去った気がします。 | |
| でも私が最も不満に思うのは火曜の墓守に出てきた火曜を守る際に使われるゲームの「Eremita」が単にテキストとしてしか使われていない事かしら。どうも実際にないゲームらしいけどこれだけ細かいルールとか作られているのならミニゲームとして作中に出すべきだと思うんだけど(−− わざわざルールを解析して説明しているサイトもあるけど本来なら作中なり説明書にルール説明をするべきなんじゃない? こういう部分が非常にいい加減というか手抜きなのよね…この詰めの甘さが今のメーカーの評価に表れている気がするわ。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それは私も感じましたねぇ。無くなった土曜のようにならない為の戦いなんですからもっと緊張感が欲しかったとは思いますね。 | |
| まあ、ぶっちゃけ火曜が無くなったからって「だからどうしたの?」という感じだけどね(−− その辺の理由付けとかもイマイチ面白みのないと思う設定だったわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
折角なのでこの流れでシナリオの話もして欲しいのですが…エアフェアはボリューム的にはかなり短かったですよねぇ。 | |
| 長ければ良いと言うモノでもないけど流石にアッサリとしたシナリオだったわね(−− 何というか引っかかりはあるけどそれは不満という点だから褒められたものではないし。そうそう、不満という点で言えばサラルートなんか典型じゃない? Hシーンは本編にないし、ルート縛りがあるのにヒロインであるサラは地味で美味しいところは母親のヴァネッサに持っていかれるし(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
結局、最後までちゃんと説明されずに終わってしまいましたからねぇ…何というか印象としては風呂敷を広げすぎて途中で畳むのを諦めてしまった感じですね(^^;; | |
| それはカタハネもそういう部分はあったけど上手く説明しなくてもシナリオで納得させられたから良かったからで、今回のエアフェアは見事なまでに雰囲気以外は噛み合わなくて駄目だったわね(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それでも雰囲気という点ではとても楽しめましたね。カタハネ同様、中世ヨーロッパのそれもイタリアという設定は背景やキャラ同士のやり取りも含めて「らしく」て良かったと思いますよ。 | |
| 本当に雰囲気作りに関してはほぼ完璧よね。やっぱり完成するまでの設定とかがよく考えられているからなんでしょうけど、問題はそれを活かせずに終わってしまった点ね。まだ未プレイだけど前作の「Volume7」も設定はよく考えられていたのに纏め切れていないという評価を耳にしているから、そういう評価を聞く限りではライターの力不足にあるとは思うわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それだけに勿体ないですよねぇ…笛さんの絵も素敵で雰囲気に合っているだけにシナリオさえしっかりしていれば…と言いたくなってしまいますねぇ(^^;; | |
| なんというか、発想とかは素晴らしいんだけどね…Volume7が大仰になりすぎて纏められなかったからエアフェアではこじんまりに纏めるつもりがそれも出来なかったと。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
私としてはサンタルキアの復活祭と火曜の墓守の設定を結びつけられなかったのが面白さに繋がらなかった要因でしょうね(;´Д`) | |
| あとは意味ありげな伏線の回収も出来ていなかったしね…アルマンドが妖精の門を越えた理由とその後とか、何故サラが水曜の墓守になったのか、そして主人公のエルモが故郷で忌み子として扱われていた理由とかも謎のままだったし。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
先程も言ったように設定の良さと伏線の多さが結びつかずにバラバラになってしまっている感じですね。個々ではかなり面白い展開が多いのにクリアすると何も残らないというか…。 | |
| それはあるわねぇ〜。エンディングもアッサリしているし、日常描写のみで山場というものが殆ど無いしね。これはこれで雰囲気を楽しむ分には良いけど、シナリオに期待してしまうと不満しか残らないわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
う〜ん、2010年最初の新作で、しかもお兄さん期待のRococoWorksさんの作品なのに手厳しい評価になってしまいましたね(^^;; | |
| これを糧に次回作はしっかり作って欲しいわね。 | ![]() 青葉 |
| シナリオ | シナリオはカタハネから皆勤賞のJ-MENTさんでしたが今回は結果的にはかなり残念でしたね。キャラ同士の会話などテキスト部分や設定はかなり良かったとは思いますが、如何せん伏線などが回収されず粗筋にあるような設定の展開にならなかったのは残念と言うしかない。なんとなく無難な作品作りにしようとして怯えながら作られたような印象を受けるなぁ…いずれにしても個々の持ち味を生かし切れずに終わってしまっているのでクリア後の印象もなく。あまり褒められた出来ではないと思います。 それでもキャラクターや舞台設定の良さはカタハネ同様、かなりよく作られていますね。特にEremitaは考えて作られているのが判ります。勿体ないのはそれをテキストでしか使えなかったことでしょうか。ゲームシステムとして活かせれば別の面白さが見いだせそうな気もするだけに残念と言うしかないです。 |
| 原画・CG | こちらも看板絵師として活躍している笛さんでしたが絵的には全然問題なかったですね! キャラクター達の立ち絵や表情も豊かで服装のデザインなんかはひなたぼっこの頃を彷彿とさせるものがありました。あと背景もカタハネと時代がほぼ同じということもあって自然豊かな絵が楽しめて個人的には満足しています。 しかし、それだけに残念なのがHシーンの扱い。特にサラは本編でHシーンが入らないというのはねぇ…それ以外にもヘレンのオマケのHシーンも本来なら本編に入れた方がよりヘレンの設定に忠実だった気がします。その意味で満点はあげられませんねぇ…。 |
| システム・操作性 | やはり勿体ないのがEremitaをミニゲームとして組み込めなかったことでしょうね。延期して余裕がないのは判りますが緊張感と設定を活かす為にも欲しかったというのが本音ですね。 |
| オススメ度 | やはり辛口の評価になりますね。カタハネのようにシナリオ重視の作品という期待を持つと見事に裏切られます。シナリオのボリュームよりも内容に問題あり。設定を活かせない時点でJ-MENTさんの単独ライター制は少々キツい印象です。設定やキャラクター、絵などは文句がないだけに今後の課題が浮き彫りになってしまっていますね。 それでもエアフェアの持つ雰囲気の良さは絶品。かなり忠実(と思われる)に描いている舞台の雰囲気やキャラ同士のやり取りは裏切っていないので気に入ったなら買っても損はしません。独特の世界観は一見の価値があるでしょう。 |
| My Favorite's | これもサラと迷ってしまいましたが個人的にはモニカ・ラングを推しておきます。 普段はツンデレと思いきや意外に照れ屋だったり負けず嫌いだったりと色んな側面が見れて面白かったですね。あとはアルマンドとの関係なども伏線を最も活かしていたキャラではなかったでしょうか。オマケにチェリーとハムの本当の姿もかなり面白かった! もう少しだけあの展開を引っ張っても面白かったと思いますが。 あとはサブキャラで印象に残っているのはヴァネッサ・デュランでしょう。サラルートに入るまでは冷たい印象しか残っていなかったのに段々と柔らかくなって、あの湖畔での会話で一気に母性溢れる母親になったのはインパクトがありましたね。それまでも実は優しい人だったというのが離れでの一件で判って素敵だなと思いましたねぇ。 |
2010年02月28日 草薙静流