春季限定ポコ・ア・ポコ!
メーカー 原画 シナリオ
ALcotハニカム 武藤此史 / タコ焼き /
あおなまさお / 風見春樹
瀬尾順




総合点数 オススメ シナリオ CG BGM システム
135 80 15 20 10 10






設定と面白さの不協和音

さて今回レビューするのはALcotハニカムのミドルプライス作品であるハニカム文庫シリーズの「春季限定ポコ・ア・ポコ!」よ。
青葉

茉理
このハニカム文庫シリーズは価格も安いし内容も良いから評判になっていますよねぇ。色々と業界的にも注目されていますから今回のポコ・ア・ポコも気になるところですがどうだったんでしょうか?
最初からぶっちゃけてしまうと期待しすぎた面があったのは否めないわね(−−
青葉

茉理
えっ・・・・・・という事は宜しくなかったんですか…?(;´Д`)  
そこが難しいところで決して詰まらない作品ではなかったし面白かったのよ? ただ事ある毎に引っかかる部分が多くて最後までプレイすると小骨が喉や歯に刺さっている感じだったと言うだけで(−−
青葉

茉理
なかなか手厳しいですが理由もお聞きしたいところですね。
まず最初に気になったのは主人公が特待生を剥奪されるという設定部分。私の素朴な疑問なので実際はどうなのか知らないことを最初にエクスキューズしておくけど、音楽の才能を見込まれて特待生になったという設定だけど、それでいてなんで部活動なのかという点ね。
青葉

茉理
ああ確かに…音楽の特待生というなら部活動よりも芸術科や音楽家で選ばれるのが普通ですよね(^^;;
これがスポーツというなら多少は納得するけど芸術の分野で、しかも部活動で特待生というのはあり得るのかしら? まだ推薦入学なら納得出来るけど。
青葉

茉理
しかも1年近く活動していないという時点で結構無理がありますね(;´Д`)  幾ら才能があるからといってまったく音楽に触れていないというのは流石に厳しいと思いますし。
なんとなく『才能』という言葉に誤魔化されている気がしてならないのよ…それと内容的に悪くなかっただけにポコ・ア・ポコが残念だったのはハニカム文庫シリーズの欠点が色々と見えてしまった所ね。
青葉

茉理
というと?
折角音楽を設定に使っているのに肝心のBGMがそこまで良くなかった点ね。クラシックをやっているならBGMもそれを用意しておくべきだったと思うわ(−− 実際に演奏する場面で使われていたのも『はるかかなた』ぐらいで個々のヒロインや主人公の演奏も余りなかったのは寂しいわね。
青葉

茉理
それだったら通常価格でちゃんと音を付けた方が良かった気もしますね。
まあ不満を言ってもそれなりに面白いんだから流石よねぇ。個々のヒロインのキャラクターが確立しているからどのシナリオも面白かったし(−−
青葉

茉理
そうですねぇ、さんは妹キャラとしても盛り上げ役として最高でしたからねw ブラコンを隠そうともせずに逆に彼方さんを洗脳しようとしているくらいですから(^^
にしても夏海にしてもそれぞれの性格が異なっているから第二音楽部でのやりとりは楽しかったわ。テキストが面白いだけに設定がやや残念なのが惜しいわね…。
青葉

茉理
あと良かった点はHシーンですね。かなり濃厚でエロかったと思いますが。特に夏海さんのHシーンはかなり凄かったですね! 思わず興奮しちゃいましたよ(^^
何を口走っているのかしらこの淫乱小娘は…確かに良かったのは認めるけど(−− まあ1○歳で淫乱な小娘の譫言は置いとくとして内容的には文句なく良かったわね。
青葉

茉理
酷いです…(´д⊂
Hシーンも良いしテキストが面白いから普通に良作ではあるだけに設定の引っかかりとシリアス展開は私には余計なものに感じたのは残念だわ。ミドルプライスで攻略キャラとボリュームを絞っているなら余計な展開をせずに明確な作品を作った方が良いんじゃないの?とポコ・ア・ポコをプレイして感じてしまったわね(−−
青葉

茉理
人気のあるシリーズですから今後も頑張って欲しいですね。
下手な作品よりも面白いからね。厳しいのは期待の表れと思って貰えると何よりよ。
青葉






シナリオ

 シナリオは瀬尾順さんの単独でしたがテキストの面白さとキャラがしっかりと立っていて面白かったですね。声優さんの演技力もあるでしょうがヒロイン同士のやりとりの面白さはなかなか。真奈先輩役である理多さんの胡散臭い関西弁(笑)はお見事と言うしかなかったですw それでいてキャラ的にはツッコミ役ではなくてボケ役になっていたのには腹筋痛かったです。

 ただ残念なのは設定がどうにも雑だった点。特待生の件もそうですが両親の失踪や双子の妹など広げたのはいいけど中途半端すぎて途中で冷めてしまったなぁ。無駄に広げるくらいなら春花の事をもっと掘り下げて書くべきだったでしょう。


原画・CG

 原画家さんはサブキャラやSDキャラを含めて4人が担当していましたがマッチしていたので問題なし。不満を言えばもっと演奏部分の演出に力を入れて欲しかったぐらいか。価格を考えれば十分ですが。

 しかしHシーンの出来は秀逸。シーン自体は1キャラあたり3つか4つですが内容が濃厚なので実用的かと。サッパリとしている、ほのぼの、そしてねっとり濃厚な夏海と方向性が違うのでかなり満足出来るんじゃないかなぁ。特に夏海は前段階での振りがあったので実際のHシーンの破壊力は凄かったw 巨乳エロエロ娘最高です。


オススメ度

 純粋にキャラクターの魅力とHシーン目的ならミドルプライスとして文句なしにコストパフォーマンスが良いです。但しシナリオに期待したりシリアス目的だと厳しい作品ですね。特に設定部分を重視する人は絶対気になってしまうでしょう。主人公は好人物ですが肝心の音楽は才能頼りなのでどうしても気になってしまいます…。


My Favorite's

 駄妹も捨てがたいのですが個人的趣味で悠木 夏海さんを推したいと思います。

 真面目で融通が利かない性格だけど主人公を好きな気持ちなら誰よりも優れているのが良いですね。好きすぎて防音完備の寮でオナニーしていたら激しすぎて声が漏れていたのには腹筋が崩壊しました(笑) コンプレックスだった巨乳すらも主人公をからかう武器にしている夏海さんパネェっすw

 でも一方では死んだ姉としっかり向き合って努力している姿に惚れましたね。才能がなくても努力することで主人公と一緒に歩もうとしているナツミンは素敵だと思います。





2011年12月12日 草薙静流







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