| キラ☆キラ | ||||
| メーカー | 原画 | シナリオ | ||
| OVERDRIVE | 片倉真二 | 瀬戸口廉也 | ||
| 総合点数 | オススメ | シナリオ | CG | BGM | システム |
| 165 | 85 | 25 | 15 | 25 | 15 |
青春の愚かさと素晴らしさのハーフ&ハーフ
| 青葉と〜 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
末莉の〜 | |
![]() 茉理 |
イケてない エロゲーレビュー〜♪ |
![]() 青葉 |
![]() 茉理 |
はい、それでは今回取り上げる作品はOVERDRIVEさんの「キラ☆キラ」です。 |
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| 原画の片倉真二の作品ってグリーングリーン以来だからすっごい久しぶりって感じね〜。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
では、簡単にですがあらすじを紹介しておきますと、 主人公の前島 鹿之助さんは所属していたテニス部を退部して以降、在籍していた第2文芸部が廃部になるのを機に、偶然知り合った有名なインディーズバンドのライヴを一緒に観に行った椎野 きらりさんの発案で文化祭でバンドのライヴを披露する事に。 同じく部活仲間の樫原 沙理奈さんと石動 千絵さんと初めてのロックバンドに悪戦苦闘する青春ストーリーです。 |
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| しかし、改めて振り返ると本当にバカな話だったわね、良い意味で。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・そこだけ強調されると勘違いしてしまいそうですが・・・(^^;; | |
| でも本当にそうなのよね。もうバカ一辺倒。 ただ、それが本当に面白かったのよね。学園祭の為に全員素人なのにバンドを組んで実際にライヴハウスで演奏してそのままライヴツアーに逝っちゃうなんて本当に有り得ないくらい馬鹿馬鹿しいのにそれが面白かったんだから凄いわよ。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
流石に音楽を題材にしているだけあって作中の挿入歌も良かったですね。 | |
| それは文句の付けようがなかったわ。特に卒業式で乗っ取りライヴを敢行して校歌をパンキッシュにアレンジして歌うところはカッコ良かったわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
キラ☆キラの良いところって場面場面で盛り上がるところですよね。文化祭もそうでしたが、卒業式のライヴや大阪でのライヴが失敗して雨中で車が泥濘にはまる所とか・・・凄く青臭いのにカッコ悪いのに印象に残るんですよ。 | |
| 大概そういう場面がカッコイイのよね。普段はロッカーになる為だとか言って日常会話に「ファック」とか「クソッタレ」とかつけるアフォらしい練習しているのに(−− だからこそインパクトに残っているし、その場カらしい事に感情移入できたことが大きかったわね。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
仲間と何か一つの事に打ち込める事の素晴らしさが本当に理解できる作品でした。 | |
| だからこそ勿体無いという部分があったけどね(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・それは私にも解ります(^^;; それって個別シナリオの、バンドツアーから戻ってきてからがどうにも物足りないという感じがしましたね。 | |
| エロゲでこういう事いうと反則だろうけど誰かと付き合うようになった途端にシナリオが普通のエロゲらしくなってしまった感じかしら・・・それまでのバカ騒ぎが終わって後片付けをしているような・・・別に悪くなかったし、それもキラ☆キラの良さだと思うけど難しいところだわ(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
元々、ヒロインの3名は色々問題を抱えていましたからああいう展開は予定調和だったとは思いますが・・・。 | |
| でも、ヒロインごとのシナリオに格差があった事は否めないわね。きらりは別格としても沙理奈シナリオはラストは個人的には好みじゃなかったわ(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
割と纏まっていたのは千絵さんでしたが・・・で、問題となるのがきらりさんのシナリオだと思うのですがこれはどうでしたか? | |
| これは賛否が分かれると思うけど、個人的には最初のきらりが死んでしまうエンドが本当の意味でキラ☆キラという作品のエンドだったと思うわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
アレは色々と欝エンドと言われていましたけどねぇ(^^;; | |
| 別に欝とは思わなかったけどね。割と日常的にある事だし(−− それと2つ目のエンドも悪くはなかったのは言っておくわ。ただ、最初のエンドの方が好きというだけ。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それで最初のエンドの話ですが・・・。 | |
| これはある意味、主人公の前島 鹿之助のシナリオと言ってもいいでしょう。きらりの死によって惰性で音楽を続け、孤独と苦悩に打ちひしがれ死んだきらりの幻影を見るようになって、入院を機に実家に戻ってきた時に自分と向き合って復活する話なのよね。これって本当にロックそのままじゃない? あの焼け跡で号泣した感情こそが人間としての、音楽としての源だったという事でしょうね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
あそこの台詞と最後の台詞は普通に泣けますからね(´д⊂ | |
| キラ☆キラという作品をレビューする時から考えていたけど、本当にこの作品を細かく分析するのが馬鹿らしくなるわね。ただ、バカなキャラが集まって、馬鹿馬鹿しい事を大真面目にやって、ひたすら前に進んでいく物語りなのよねぇ・・・それがとてつもなくカッコいいんだから脱帽するわよ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
もう要約してしまうとそれで完結してしまいますね(^^;; | |
| とりあえずプレイするのに迷っているユーザーやつまらない事で悩んでいる連中はプレイするのが良いわ。結果がどうなろうとも、作中でも言っているけど生きていれば辛い事も楽しい事もあるんだから前へ走り続けなさいというメッセージをこんなにも感じさせる作品はそうは見当たらないわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それこそが生きているという事ですからね。 |
| シナリオ | 瀬戸口廉也さんの手掛けた作品は初めてプレイしましたがテキストが非常に面白かったのが印象的でした。シナリオもそうでしたが馬鹿馬鹿しい事やちょっとアレな台詞を大真面目に作品へ組み込むから作品を通してかなり楽しめましたね。それでいて薀蓄やネタなんかもちゃんと調べているから見ていて楽しい部分は多かったですね。 やや個別シナリオに入ってから個人的に不満はありましたけど、一貫して「戦い続ける」というテーマ性は強く感じられました。特に最初のきらりシナリオはどん底にいた主人公がきらりの死を乗り越えて人間として復活するところは号泣しました。生と死、苦楽という人生で経験する事を音楽という設定で僅か18かそこらの学生が主役の作品で表現した手腕は本当に凄いと感じてしまった。 学生時代にこういう事を経験できなかった私にとっては羨ましい話であり、年食ってからエロゲで経験できた事は瀬戸口さんに感謝したいですね。 |
| 原画・CG | Hシーンはともかくとして片倉真二さんの絵は色々と問題が・・・以前から気になっていたのは片倉さんって歳を取ったキャラを描くのが下手だという事でしょうか。沙理奈の叔父の祐司なんて・・・。その他にも顔と体のバランスの悪さとかも気になって仕様がなかったですね、瑣末なことですが。 しかし、それをカバーするかのようなイベントシーンのCGはとても良かったです。お陰で印象に残っているシーンが数多くありましたから。 |
| 音楽・BGM | キラ☆キラを評価の部分で大きく担っているのは音楽面である事は疑いようがないでしょう。しかも挿入歌の出来が半端なく完成度の高さに驚いてしまいます。失礼ですがこの手の作品中のライヴで実際に使った曲というのは片手間で作ったような曲が多い中で群、というか桁違いにカッコ良かった←ここ重要 作中で苦労して生まれた「君の元へ」、学園の卒業式で歌った校歌のアレンジである「O・H・B・I」、そしてきらりの遺したメロディから生まれた「s song for」・・・これ以外にもありますがどれをとっても素晴らしい曲ばかりでした。元々、OVERDRIVEは楽曲の良さには定評があったのは知っていましたが実際にプレイすると納得。これらを聴くだけでも一見・・・じゃなく一聴の価値があるといえるでしょう。私も思わず第2文芸部バンドのアルバムを買ってしまいましたからw |
| オススメ度 | 理由何ざねぇクソッタレ! とっとと買ってプレイしろ、ファック!! という台詞で終わってしまうなぁ(何 御託を並べるよりも実際にプレイした方が判りますから、騙されたと思って買ってください。この青臭い青春音楽モノを。 |
| My Favorite's | それは椎野 きらりになってしまうでしょう、常識的に考えて。 彼女の恵まれた才能とその才能の為に世間から浮いてしまった苦悩、そして境遇こそがロックの原点であり魅力でもありました。あの前向きさと不屈の精神は本当にキラキラしていました。 さて、これ以外だと名場面も多い作品でした。特に好きなのは4つあります。 1つ目は学園祭の初ライヴのシーン、2つ目は卒業式の乗っ取りライヴ、3つ目は焼け跡のきらりの家で一夜を過ごして号泣するシーン、そして4つ目は最初のきらりシナリオでクライマックスの場面。仲間の村上とのやり取りからライヴ最後の曲の主人公のMCがインパクトありすぎ。あの時の、あの台詞こそがキラ☆キラという作品を全て表していると思います。 |
2008年01月28日 草薙静流