| 恋色空模様 | ||||
| メーカー | 原画 | シナリオ | ||
| すたじお緑茶 | るちえ / 広瀬まどか | 氷雨こうじ | ||
| 総合点数 | オススメ | シナリオ | CG | BGM | システム |
| 175 | 90 | 20 | 25 | 20 | 20 |
実はハイパーチート主人公
| 青葉と〜 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
末莉の〜 | |
![]() 茉理 |
イケてない エロゲーレビュー〜♪ |
![]() 青葉 |
| さて3月の新作レビュー第1弾はすたじお緑茶の「恋色空模様(以下、恋空と略)」よ。どうも略すると某小説と同じタイトルになるから微妙よね(−− まあ中身は段違いだけど。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
のっけからアレな事を言っていますが褒めてらっしゃいますよね?(^^;; それではレビューしていきたいと思いますが、青葉おねーさんは恋空は楽しめたんでしょうか? |
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| 面白かったのは間違いないわね。萌えゲー作品でここまで楽しめたのは久しぶりと感じるくらいには。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
やはり良かったのはキャラクターの設定とシナリオになるんでしょうか? 特にシナリオがかなり特殊でしたけど。 | |
| キャラ設定に関しては言うに及ばずね。萌えゲーなんだし。あとシナリオは本当に特殊だったわねぇ〜。これだけ共通部分のシナリオが長い作品はそうそうないんじゃない? しかも萌えゲーで(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それもそうなんですが、私がもっと驚いたのがその共通シナリオ部分で殆どストーリー状の展開を消化してしまった事でしょうね(^^;; まさか9割方の展開が済んでしまうとは思いませんでしたよ…。 | |
| 個別ルートじゃヒロインといちゃついているのと残りの伏線を消化しているだけだったしね。これは私的には良かった面とそうでなかった面の両方があって一概に善し悪しは語れないわね(−− 良かった部分は言うまでもなく何度もプレイし直さずにじっくりとシナリオを堪能できた事だし、悪かった部分はそのせいで長くなってしまってダレてしまった事ね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
あとは共通シナリオの内容はどうでしたか? 私はちょっと気になってしまいましたね…。 | |
| 言いたい事は理解出来るわ。あれだけ序盤で軽快なテンポで明るい学園モノとして楽しめていたのに廃校問題になったら一気に話が重くなったからね…(−− しかも止めを刺したのが春樹が意識不明になってしまって完全に雰囲気が一変したし。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
正直、恋空は明るく楽しい作品と思っていましたから春樹さんの一件で雰囲気が変わってしまったのはあまり喜ばしい事ではなかったですね…久志さんも人が変わってしまって主人公さんとすれ違ってしまったりと少し悲しくなってしまいましたよ…(´д⊂ | |
| まあ廃校問題の件は「この青空に約束を−」と違ってそれ自体が伏線になっていたし、問題がとにかく大きかったしね…ある意味仕方ない展開だったとは思うわ(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
そうですね、伏線という意味では私は感心させられましたね〜。まさか単に廃校にするだけでなく、そこに利権を絡ませていたのには上手かったと思います。 | |
| しかも主人公が島に戻ってくる事になった理由付けまで伏線だったとはね…さほど大がかりではなかったけど後々になってから設定を活かしていたのには驚いたわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
何だかんだで廃校問題は伏線として上手い舞台装置だったと思います。個別シナリオにしても残りの伏線や設定の消化の為に使われていましたからねぇ。 | |
| それで言えば佳代子と世良、美琴の3人のシナリオは評価出来るわね。あの本編シナリオのクライマックスで残っていた疑問が全て解消したからね(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
私は世良さんのシナリオなんかは特に疑問に思っていた芹沢先生の行動が解消できて良かったですね(^^ 教師なのに何故あんな事をしたのかという疑問も判ってスッキリしましたし、最後に改心したのも後味的には良かったです。 | |
| でも私的には評価したいのは共通シナリオなんだけどね(−− 判りきっていた展開だったけどクライマックスの学園集会はなかなか熱かったわね。友情を重んじて生徒会長になって学園を守ろうとした久志や、手練手管の有馬が久志を軽々と上回る演説、世良と真智子の決着、そして春樹の復活と盛り沢山だったしエンターテイメント性としては文句のない展開だったわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
ただ、こうして改めてみますと主人公の誠悟さんが半端なく有能だったというのが判りますね(^^;; | |
| ほとんど反則レベルの高性能だったんじゃない? このキャラ相関図を見た時は完全に四面楚歌の弄られ役と思っていたんだけど…(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
そうですよねぇ〜。設定だけだとオタクな人だったのに恋空の本編では勉強も出来て、知謀にも長けているんですから。流石に一介の学生が廃校問題からその裏にある本当の目的とかを暴くというのは凄すぎだと思いますよw | |
| それでも体育祭や廃校問題当初の時の無気力無関心ぶりとかは如何にもだったけどね。それでもいざという時にはキメてくれる頼もしさは萌えゲーの主人公らしからぬ格好良さだったわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
ではシナリオのお話はこの辺にしておきまして、今回の恋空の特徴にもなっている演出面についても少しお伺いしたいのですが。 | |
| 顔アイコンの使い方はかなり面白かったわね。色んな作品をプレイしたけど野球を表現するのにああいう使い方をするのは面白いアイデアね。追いかけっことかキャラの周りをぐるぐる回るのとかも見ていて飽きなかったし個人的には良かったと思うわ(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
あとは立ち絵のバリエーションも豊富でしたね。そのせいかどうか知りませんがイベントCGは少なかったですけど満足度も高くて文句の付けようがないですね。 | |
| ワイドスクリーン対応を活かした多数のキャラが一度に登場して喋ったりと画面内が常に賑やかだったのも印象的ね。逆に主人公1人の時だと寂しくなってしまったけど(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それと絵についても語りたいのですが、私にはHシーンが豊富だったのは意外でしたね(^^;; しかも毎回凝っていてかなり扇情的でしたし。 | |
| 特に私が気になったのがヒロインの下着がかなり凝っていた事ね。私服姿が少なかったというのもあったけどHシーン時に下着が毎回違っていたのには制作サイドの拘りが感じられて良かったわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
あとはウリであるSDキャラも大活躍でしたw | |
| それも盛り上げ役としては重要な要素だったわね。こういう拘りがあれば内容次第では評価は十分高くなるし今後もこんな作品を作ってくれると嬉しいわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それでは時間となりましたので今回のレビューは終了とさせて頂きます。 次回レビューをお楽しみに! |
| シナリオ | シナリオライターはすたじお緑茶ではお馴染みの氷雨こうじさん。やはり恋空の特徴は本編シナリオがかなりのボリュームがある事でしょうね。これが長い為に挫折した人もいそうですが私はかなり楽しめたので問題なし! ただ、そのせいでヒロイン達との個別ルートが消化試合っぽくなってしまった感もありましたけど、廃校問題で残っていた伏線の消化に当てられていて飽きさせない工夫があったので良かったと思います。 しかし個人的に少しばかり勿体ないと思ったのが廃校問題に端を発した春樹が意識不明になったシリアス展開。確かにアレのお陰で主人公が本気になって廃校反対運動に立ち上がるのですから重要なファクターとは思いますけど、それまでの雰囲気を壊してしまっていたのは諸刃の剣。こればっかりは難しい所ですから仕方ないとは思うのですが全面的に納得できなかったなぁ…まあ、復活して美味しい場面に登場したので良かったんですがw 個人的に引っかかったのが共通ルートを含めて全24話で作られているシナリオの構成でしょう。流石に細かく仕切りすぎていると思いましたね。良い場面なのにそこで終わってアイキャッチと次回予告、ムービーと何度も見せられると少しばかりクドい感じでした。私には半分ぐらいの話数の長さにした方が丁度良く思えましたね。あと少し注文を付けるのなら最後のエンディングまでの展開があまりにもアッサリしてしまっている事でしょう。もう少し盛り上がるように作って欲しかったのが本音です。 あとは主人公の誠悟があまりにもチート能力保持者というのは笑ってしまいましたw 印象としてはおさんどんぐらいの印象だったのに反対運動では見事な黒幕として暗躍していて凄かったなぁ。あそこまで悪知恵が働くのですから有馬や内海翁がスカウトしたい気持ちが判ります。 流石に萌えゲーという事もありキャラクターの個性は秀でてましたね。脇役も含めてほぼ死角がないというのも凄い。何よりもライターがキャラへの愛着を隠そうとしていない設定は好感が持てます。最終的には校長や教頭、有馬や芹沢までも良いキャラになってしまいましたからね。ああ、そういえば所長だけは悪人でしたね、印象薄いけど(^^;; |
| 原画・CG | 原画担当はるちえさん。今回が初の原画担当との事でしたが個人的には文句の付けようのないクオリティーだったんじゃないかと。イベントCGも綺麗でCGの塗りもよく、何よりもあれだけの数の立ち絵のバリエーションを描いたのは評価に値します。 そしてHシーンも萌えゲーでありながらヒロイン1人あたり4、5回用意されていますが質量共に満足度は高いです。特にシチュエーション的に着衣エロに拘っているのも個人的にはグッド。下着も毎回違うし、こういうところをしっかりと描いているのですから手を抜いていないのが判りますね。 そして恋空のウリでもあるSD絵担当の広瀬まどかさんも素敵でしたね。イベントCG代わりに多用されていますが見ていて楽しくなってしまいますねw 個人的にはこういうSD絵は作品内の雰囲気を壊しかねないのですが、これは見事にマッチしていてむしろ増幅していたのは素晴らしかったですね。 |
| システム・操作性 | とにかく画面演出という点ではかなり良かったのではないかと。ワイドスクリーンを活かして多数のキャラを登場させたり、テキストを吹き出しのようにしていたのもツッコミを複数で入れたりする時には大活躍でした。立ち絵だけでなく顔アイコンで動きを表現したりと色々と工夫されていたのも制作サイドの拘りを感じさせました。 ただ、それだけに勿体ないのがエンディングムービーがどうにもアッサリというか、あまり工夫を感じさせなかった点でしょうか。シナリオもアッサリしていたので余計にそう感じる点は惜しいと思いましたね。 |
| オススメ度 | 牧歌的な作品と思いきや、中盤からシリアス展開、後半はイチャラブと飽きさせない工夫がありましたが、総じて作品のバランス的には見事に調和が取れていたのは凄いと思いました。萌えゲーでありながらシナリオ的にも優れていてボリュームもある点は高く評価出来ます。 それだけにかなり長い作品なので時間がないと個別シナリオに入る前に挫折してしまいかねないのですが、その共通シナリオも熱い展開で楽しめるので最後までプレイすると面白さが判るので私的には手放しでお薦めしたい作品です。 萌えゲーに飽きてきた人は一度は手に取って損はないのではないでしょうか? |
| My Favorite's | ハッキリ言って登場したキャラ全員好きなんですけどね(ぉ だって誰が欠けても恋空という作品が成立しませんからねw あえて選ぶと加納 佳代子になるかなぁ。勉強も出来て武道では敵なしという完璧超人なのに私生活では無能力者というところは愛嬌がありましたね。主人公と恋仲になってから必死に苦手なエッチ関連の勉強に励むという所も可愛かったです。 因みに脇役なら毛内 清美が好きです。気苦労な性格なせいで主人公達に振り回される展開は好きです。やっぱりファンディスクとかあれば攻略して欲しい1人です(というより脇役の女の子は全て攻略して欲しいw)。 |
| 備考 | やはり恋空の比較対象として挙げられるのは「この青空に約束を−」でしょう。設定を含めてもかなり似ていたし比べると面白いのも事実でした。その上で言うと、恋空はこんにゃくのリメイク作品と言っても差し支えないでしょう。 その上で最大の違いは主人公にあるのは誰が見てもそうではないでしょうか。こんにゃくの主人公は結局学園を救う事が出来なかった。その明確な理由が恋空で判った気がします。それは漠然と学園を救う為に動いたこんにゃくの主人公と、反対運動に身を投じて意識不明になった春樹と幼馴染み2人の為に立ち上がった恋空の主人公…その差がハッキリ出たのではないでしょうか? なんとなく「銀河英雄伝説」の台詞の一節が思い浮かびます。 「民衆は革命の為に立ち上がるんじゃない。革命家の為に立ち上がるんだ」 |
2010年04月11日 草薙静流