| むすめーかー | ||||
| メーカー | 原画 | シナリオ | ||
| Digital Cute | かけなし / こうぐちもと | 園田将生 / 左右田たかひろ(仮) / 処女血バンパイア | ||
| 総合点数 | オススメ | シナリオ | CG | BGM | システム |
| 165 | 90 | 20 | 20 | 15 | 20 |
子は鎹
| 青葉と〜 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
末莉の〜 | |
![]() 茉理 |
イケてない エロゲーレビュー〜♪ |
![]() 青葉 |
| 無事に新年も迎えてこのコーナーも存続している訳だけど、その年も改まった1回目の作品がこれなのはどうかと思うわね(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
まあまあ、おにーさんも相当期待していた作品ですから許してやって下さいw それでは新年最初のレビュー作品はDigital Cuteさんのデビュー作の「むすめーかー」で〜す♪ |
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| 簡単に内容を言えば孤児を引き取る施設を父親の死を切っ掛けに引き継いだ主人公が孤児の幼女を売春目的の調教をして借金を返していくゲームね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・・・・あまりに端的すぎて内容を誤解しそうなんですが・・・(;´Д`) | |
| いや実際そうなんだし(−− 誤解もクソもないと思うけどね。ただ、内容とか設定はこうであるだけで中身は相当違っていたわ。そのお陰で評価は全くといっていいほど変わってしまったけど。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
やっぱりシナリオがかなり良かったんでしょうか? | |
| それもあったけど実際のところはシナリオに鏤められた伏線の数々ね。これが見事に活かされていたのはむすめーかーでは実に効果的だったわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それがよく判るのがゲーム開始直後にある美雨さんと主人公の土屋樹さんの回想シーンですね? トゥルールートであるひかりちゃんルートの伏線になっていたいましたから。 | |
| それも確かにそうだけど、その後にある現在の美雨が置かれている境遇にあった事自体があのシーンにあった事じゃない? アレがなければ主人公があの立場にいる事もないし、そもそもとして作品自体が成立しなかったんだから。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
他にもざくろさんの青海苔とか調教モードにあるいちごちゃんのお人形とかもそうですよね。 | |
| トータルとして回収されていない伏線もあったけれども、最後には殆ど回収されて結末を迎える展開は見事だったわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
そうなるとシナリオについては文句はないという事でしょうか? 私から見たら結構ギャップの激しい作品でしたけど・・・。 | |
| むすめーかーの面白さを語るとしたら表層的な部分と内情のギャップにあるでしょうね。調教モノで、しかもキャラデザがあんなにも可愛いい娘に売春させるんだし。それでいて日常描写はほのぼのしていて一見すると騙されてしまいそうになるわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
でも内容は全然違うと。 | |
| 一番良い例は13cmの「ネコっかわいがり!」が作品的には近いわ。そのほのぼのした日常の所々に狂気が混じっているのよねぇ・・・そして束の間の幸せさえも作られた物、要は『箱庭』の中での幸せという感じね。作られた幸せな空間だけれどもその日常には何時壊れても不思議でない不安要素が鏤められているのよ・・・・・・何時かは壊れる世界を必死に守ろうとしつつも、新たな世界へと旅立つ結末は久々に心が震えたわね〜。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
あとシナリオで私が感動したのはざくろさんシナリオのお母さんとの関係でしょうね。自分を捨てた母親を『母親』として見られないざくろさんを母親との調教によって嫌でも意識させるシーンは作品を間違えたのかと一瞬思うくらい凄絶でしたから(^^;; | |
| あのシーンはねぇ〜・・・本当に螺旋回廊2かと思ったわよ(−− でも調教シーンよりも母親の蓮の『想い』の凄さが圧巻だったわね。アレほどの意志の強さは本当に恐怖だと感じてしまうわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
しかも母親と向き合わせるだけでなく『女性』としての幸せをざくろさんに教える為だけに蓮さんに協力して貰ったというのも設定として奥が深かったですね・・・・・・雫さんが言っていたように同じ女性として感じるものがあったんでしょうね。 | |
| やっぱりむすめーかーの神髄は『親子』というものにあるのよね。実の親に虐待されたり、死に別れたり、屈折した生活を強いられたりされながらも『親の愛情』を求めている姿が随所に見られるところもシナリオが楽しめた要因だと思うわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
折角ですからシナリオ以外の部分で興味を惹いた部分はありましたか? | |
| やっぱり話題として話しておきたいのはゲームシステム全般でしょうね。色々と不具合の多いシステムだったけど、私はこれは凄いと思うのよ! | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
確かにバグが多くてパッチを当てないとクリアできないルートもありましたが、青葉おねーさんがそこまで褒めるって珍しいですね(^^ | |
| 褒めるといってもウリだった調教システムは割と単純で本格的な調教ゲーからは物足りない出来だったわ(−− でも細かい部分でこれ程凝っている作品は滅多に見ないわよ? しかもデビュー作と考えれば最初に作った作品に自分たちの考えたシステムを搭載させた事はちょっとした偉業よね。 でねその細かい部分も調教シーンのアニメーションもそうだけど、その時の視線もカーソルを追って目線が動いたり、途中で遊べるようになる横シューティングゲームとか盛り込める要素をつぎ込んでいるんだから相当凝っているわね。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
これだったら多少の不具合でも我慢できますねw | |
| 実際面白くて熱中していたのは事実だし。単純に借金を返すだけでなく接待するにも特定以上の行為をするとエンディングに到達できなかったり、調教の仕方によっては体力の増減が変わったりと意外にやり込み要素も高かったわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
エンディング数も結構多いですから数回プレイしただけでは終わりませんから長い間楽しめますね♪ | |
| それじゃあ最後になるし、ちょっと引っかかった部分だけ付け加えると、そのエンディング数の多さはまあ良いんだけど肝心のエンディングがアッサリし過ぎていて勿体なかったわねぇ〜。最初にざくろシナリオをクリアしたんだけど余りの淡泊さにノーマルエンドかと思ったわ(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
そうですね、特にメインヒロインの3名とトゥルーシナリオはもうちょっと余韻に浸るエンディングだったら良かったとは思ってしまいますね・・・。 | |
| まあケチが付くのはこれくらいかしらね? デビュー作でこれだけ作れたらほぼ満点に近いわよ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
本当に今回は文句の付け所の少ない作品でしたね〜♪ | |
| それじゃ折角だから最後に1つだけ言わせて貰うわ(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
えっ?!Σ(゚Д゚;) | |
| むすめーかーをプレイして「ロリコンじゃない!」といっても説得力の欠片もないという事かしら? | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・・・・それを言ったらこのレビュー自体を否定していますよ〜(´д⊂ |
| シナリオ | ロリコン調教ゲーという外殻に覆われているけれど本質はかなりストレートな親子の愛情を謳っている作品。その中心にあるのが主人公の樹とメイドの美雨、そして街で出会う事になるひかりの3人によるトゥルーシナリオでしょう。幼き日の過ちから1人の人間の人生を変えてしまった『罪』を償う為に戻ってきた樹による贖罪のストーリーだったというのがトゥルーシナリオをクリアしての感想です。とにかく調教ゲーという前提がある為に判りにくいのは意図的にライターが隠しているんでしょうね。そうでなければこんなに回りくどいシナリオを作る必要もないし。 トゥルーシナリオはまさしく因果応報という言葉がしっくり来ますね。樹の犯した『罪』によって自分が施設の院長として戻って来たのだし、1人の人間の幸せも奪ってしまった・・・・・・しかし、その『罪』の中から希望という名の『光』が生れた事で1人の人間は希望を捨てずに墜ちなかったんでしょう。トゥルーシナリオのみならず、全てのキャラはただひたすらに『愛情』を求めていたのは印象的だった。与えられるものがあったからこそ最低の生活すら受け入れられて生きていく姿には本当に感動しましたね。 子供を捨てる親もいれば、子供がいたお陰で助かる親もいる。こういう価値観を与えてくれるシナリオは評価しないといけないと私は思います。 それとキャラのキャストが非常に秀逸だった事も明記しておきましょう。特に救われたのがいちご@金田まひるとかりん@澄白キヨカの2人でしたね。本当ならもっと暗くなっても不思議ではなかったですが、2人の明るい声は場面を盛り上げるだけでなく色んな意味で救いになっていたのは確かでした。それ以外のキャストもかなりマッチしていて好感触でしたし。 |
| 原画・CG | キャラクターデザインは文句なしで可愛いのですがイベントCGの枚数の多さは凄いですね。差分ですが。 発生しにくいイベントも含めると100枚以上もあるだけに回収が大変なくらい。主にHシーンでの差分が多いのですがバリエーションは思っていたよりも少ないのでやっぱり調教ゲーとしてはややレベルが落ちてしまいますね。 あとはエンディングにおけるCGがアッサリ過ぎるのが残念でならないですね・・・折角あれだけ素晴らしいシナリオなのに感動の余韻が無くなってしまいますよ〜。デフォルメCGもほのぼのとしていたんですからエンディングさえ完璧なら満点を付けられたんですがねぇ・・・・・・。 |
| 音楽・BGM | 挿入歌のMOSAIC.WAVによる「FLY-ALONE」の良さは異常(何 改めて歌詞を見るとこれは美雨の事を歌っているのがよく判りますね。彼女の事を思いながら聴くと普通に泣けてくるくらいに作品の内容に沿っている曲だと思います。 ただ1つ不満を挙げておくなら音楽鑑賞モードが付いていない事でしょうか。これだけ良い曲なんですから普通に聞けるようにしておこうよ・・・。 |
| システム・操作性 | 記念すべきデビュー作に力を入れるのは当然としても入れ具合が半端なく凄い! Hシーンにおけるアニメーション(全てではない)、カーソルへの視線誘導、育成システムのバランスの良さと演出、オマケのみにゲーム等々、デビュー作で此処まで作り込んでくるメーカーはそうはないですね。何というか、これが普通のエロゲメーカーなら有名な絵師やライターを使って人気取りに走るんですが、Digital Cuteさんは純粋に「ユーザーも作っているスタッフも楽しめる」作品を作っているのが手に取るように分かりますから。 確かにバグの多さで損をしていますが、これだけ多くのアイデアを取り込んでいれば不具合の多さも頷けます。少なくてもサポートも早くてプレイし始めた時に出たパッチで問題なく遊べますし個人的には許容範囲ですね。 |
| オススメ度 | この作品における『ロリ』『調教』というのは踏み絵にしか過ぎず、しかもそれすら伏線として取り込まれていますから食わず嫌いで遊ばないのは本当に損をすると思いますね。むすめーかーではそんなものは単なるオマケに過ぎません。ADVのついでに調教ゲーが付いてるぐらいに考えましょう。とにかくシナリオが肝の作品なので絶対にプレイして欲しい作品の1つです。 何故、こんなにも力説するかと言えばデビュー作でこれだけ力を入れた作品を作れるんですから売れればもっと面白い作品を作ってくれる可能性が高いからです。しかも(失礼ですが)有名なスタッフがそれほど参加していない作品で良作を作れるのは本当に『楽しい』作品を作ろうとしたからに他なりません。こういう熱意あるメーカーの新作は今後も私は支持していきますので。 |
| My Favorite's | 悩むところですがやはりむすめーかーの真のヒロインである美雨になるでしょう。 まさか冒頭のシーンが作品全ての伏線とは思わなかったですね。これは完全に意表を突かれましたw そして彼女の人生は波乱に満ちていましたが最後に救ったのは最愛の人だった・・・・・・という最高のハッピーエンドでした。好きなシーンはトゥルーシナリオにおける彼女のバカ親っぷりの見れるところ(ぉ 雫の下ネタが発動するとすぐさま鉄拳制裁を加える美雨は素敵でした。 次点は結城ざくろですね。普段は奇行ばかり目に付きますが彼女のシナリオで母親と向き合ってからの感情を爆発させた素顔はとても素敵でしたね。そして母親の蓮も最後には『女としての幸せ』を手に入れたんじゃないかと思います。 |
| 備考 | 今回は珍しく個人的に攻略方法をアドバイスしておきます。 まず最初の2ヶ月はみかんのみ調教できますが2ヶ月目から始まる借金返済までにパラメーターのレベルを3以上上げておく事をお勧めします(理想はあたまとからだをLv.4まで)。その上で調教はフェラのみ行う事(1つの調教を続けるとみりょくが上がりやすくなる)。上手くいくと最初の借金返済直前でせったいの会話のみで100万は稼げます(ご奉仕でも可能ですが結婚エンドが見れなくなる)。 そうして3ヶ月目からはいちごとかりんも加わりますが基本は一緒。せったいはこころの消耗が激しいので優先的に上げた方が良いと思います。そしていちご攻略には調教が深く関わってきますので7月ぐらいまでは優先的に調教してそれ以降は放置した方がいい気がします。 この3人の攻略は9/8までにみりょくを1000以上ある事が条件。いちごは+αで事前にイベントが起きている事が必須。それ以外のキャラは3人のみりょくが1000以下で条件が揃っていれば攻略可能になります。 簡単ですが大まかにはこれで大半攻略が出来ますので参考までにどうぞ。 |
2009年01月15日 草薙静流