| しろくまベルスターズ♪ | ||||
| メーカー | 原画 | シナリオ | ||
| PULLTOP | 藤原々々 / 鳥取砂丘 | 丸谷秀人 / J・さいろー / 御剣ヒロ | ||
| 総合点数 | オススメ | シナリオ | CG | BGM | システム |
| 145 | 75 | 15 | 20 | 20 | 15 |
サンタの価値は。
| 青葉と〜 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
末莉の〜 | |
![]() 茉理 |
イケてない エロゲーレビュー〜♪ |
![]() 青葉 |
![]() 茉理 |
はい、久しぶりのレビューとなります今回は「しろくまベルスターズ♪(以下、しろくまと略)」をお送りいたします。これで2009年にレビューした作品のランキングを発表する予定なのでお楽しみにしていてください♪ | |
| どうでも良いけど、年が明けて2月になって言う事じゃないわね。それとそういうのは最後に行った方が良いわよ(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
た、確かにそうですね(^^;; 1月は色々とプライベートでありましたから仕方ないんですよ〜。 | |
| まあ私の知った事じゃないから構わないけど…それじゃレビューに入っていく訳だけど、小娘的にはどうだったの? 楽しめた訳? | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
私は季節的にもピッタリとハマって楽しめましたよ。ただ、個別シナリオで若干ダレてしまう長さと展開がありましたけど。そういう青葉おねーさんばどうだったんです? この話の振り方からして満足していないとは思いますが(^^;; | |
| あながちそうでもなかったんだけど…ここから少し作品からずれるけど小娘はしろくまにおけるサンタの設定ってどう思う? | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
え!? う〜ん、私はそんなに深く考えずに楽しめてプレイしていましたけど…。 | |
| 私は逆に気になってプレイに集中できなかったわね(−− しろくまで一番重要なはずの設定が逆に障害になっている気がしてしようがなかったわ。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
そんなにですか! 具体的にどの辺がそうだったんです? | |
| 大体、メインの三人のシナリオではどれもあったけど、まず最初に言いたいのはメインの三人は誰をみてもサンタの適正がないヒロインばかりだったじゃない? | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
そ、そんな事はないと思いますが…。 | |
| 奇しくもりりかは「一人でも多くの人にプレゼントを配る」と言っていたけど、三人のヒロインってその建前よりも優先する目的を持っていたサンタばかりだったと思うんだけど?(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・・・・ななみさんは母親の七香さんとの誓いの為ですし、硯さんは以前配りきれなかったさつきさんの為で、りりかさんに至っては復讐のためですから…言われれば確かに公平にプレゼントを配るはずのサンタ業とはかけ離れてしまっていますね。 | |
| わざわざ不適合者ばかり集めてチームを結成したかのようだわ(−− その上で三人のシナリオをプレイしているとサンタの存在意義ってあまりにも脆弱過ぎるのも難点だったわよね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
私は夢がある良い設定と思いましたが・・・・・・。 | |
| では聞くけど、サンタの配るプレゼントは願っている人の欲しいプレゼントが入っているけど、それって『どんなモノ』でも入っているのかしら? そしてそれはサンタの手柄になるの? | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・・・・万能ではないですし、手柄にはなりませんね…。 | |
| 結局のところ、サンタは神様じゃないのよ。だから叶わない願いを叶えることは出来ないし、出来たとしてもそれはサンタが配ったと誰も思ってくれない…逆に言えば存在してもしなくてもどうでも良い存在なのよね。それが判ってしまうとかなり冷めてしまったというのが本音よ。 ラストでは楽しそうにプレゼントを配っているけどこれを一生続けていくのは天職というよりかは呪いといった方が近い気がするわ(−− |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
確かに誰からも評価してもらえる仕事ではないですし、正々堂々と本来の職業を言えないのは辛いですよね(^^;; | |
| そう考えると七海の母親の七香がサンタを辞めたというのも納得できるわ。この仕事を続けていくというのは真っ当な神経では続けられるとは思えないもの(−− その意味では七香は『真っ当』な人間だったんでしょうね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
言われるときららさんのシナリオでサンタの適正があるにも関わらず聞かれた時に即答で断ったというのも判る気がしますね。目的は同じでもアプローチの仕方が全然違いますからね。 | |
| 結局は報われない努力を続けていくだけの日常を描いた作品がしろくまな訳だから、そう思ってプレイしているとあまり楽しめなくなったというのが本音。そんなひねくれた見方をしてプレイしている私が悪いんだけど(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
青葉おねーさんに言われてよくよく考えると説明不足というか、もう少し説得力のある設定にして欲しかった点が多かったですよね。サンタについても何でプレゼントを配っているのかとか、給料はどうしているのとか、ルミナとは何なのかとか、割とすっ飛ばして物語を作ってしまった部分は多い気がしますね(;´Д`) | |
| 細けぇことは良いんだよ!(AA略)と言いたいのは判るけど、最も重要なルミナの説明不足は頂けなかったわね。作品中だと「人の信じる幸せな心のエネルギー」みたいな事を言っていたけどサンタを信じられないような子供にはプレゼントをもらう権利はないって事じゃないの? そりゃそうなんだろうけど、よくよく考えるとルミナという設定がすっごく不愉快に感じられるわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
まあ、それはななみさんのシナリオと硯さんのシナリオでそれはフォローしているんですが…でも、その点は不自然であり、サンタを題材にしている点ではあまりにも不適切でしたね。これでは公平に配っているとは言えませんよね…。 | |
| あまりダラダラ話すのは性に合わないからざっくばらんに言ってしまえば、こういう細かいことが気になるぐらいにテンポが良くなかったシナリオと言うことなのよ(−− というか、余計な設定や展開が多すぎ。 折角、陽気がウリのトナカイが主人公なんだからバカで愚直でも良いから走り抜けるような展開だったらもっと面白かったと思うわ。別にシリアス展開を否定しないけど少しばかり悩みすぎる点は気になってしまうわね。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それは私も感じましたね。設定を気にしすぎて細かく描かれすぎな部分も多かった気がします。むしろ最初からサンタとバレていた方が面白かった気が…(^^;; | |
| それは言えるわねぇ〜。最初から判っていれば細かく説明する必要はないし、コソコソすることだってないんだから・・・・・・そう考えれると惜しい作品だったわね。細かい部分では面白かった訳だし、ラストも気持ち良かったからこそ不満があってもあの点数なんだから(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
とりあえずそろそろお時間なので細かい批評はおにーさんにお任せします。 | |
| では今回のレビューは終了よ。 | ![]() 青葉 |
| シナリオ | まず気になってしまうのが各ヒロインルートにおける同一描写が多かったこと。これが単調に感じる原因の一端でもありました。特におもちゃ屋さんを営む描写がどのルートでも出てくる上に殆ど変わらない内容なのでスキップしたいくらいでした。基本的に、おもちゃ屋さんで奮闘 → ヒロインと親密になる → クリスマス・イヴの配達という展開はほぼ全てのヒロインに当て嵌まるだけにもう一工夫して欲しかった…最初からイヴがクライマックスになるのは判っているんですからね。 設定についても過不足な点はあまり褒められたものではなかったかな。なんだか「ルミナという不思議な存在で全て解決してしまう」という流れになっているのはちょっと…。せめてもう少し肉付けしてもらえると良かったとは思うものの、クドクド説明するのも違う気がしますし、この辺りは難しい気がします。 そんな中でも流石と思ったのがヒロインと恋人関係になってからはかなり楽しめたのは流石はPULLTOPと言うべきでしょう。イチャイチャする描写も良かったですし、互いに依存せず支え合うシーンも多く、各ヒロインの個性を存分に発揮している点は評価出来るんじゃないかと。 それとサブキャラも良い味を出していましたね。特に鰐口のババア(あえてこの言い方でw)の個性は傑出。きららシナリオにおける存在感は凄いものがありました。彼女の存在なしでしろくまを語れないくらい、この作品のキーパーソンでしたからね。それ以外のキャラクターにもしっかりとバックボーンがあり、変な奇跡展開なんかなくても作品を作れるくらいに支えていましたから。 |
| 原画・CG | 原画はご存じ藤原々々さんでしたが何時も通りのクオリティーの高さなので満足しています。ただ勿体ないというか、硯だけHシーンが少なかったのは残念…なんかPULLTOPさんと特定のキャラのHシーンが少ないですよね、特にこのラインは(^^;; それさえなければ十分納得できる濃い内容なんですが。 それと個人的に嬉しかったのがSD絵の担当に起用されたのが鳥取砂丘さんだった事! NG恋以来、ファンになって連載漫画も読んでいますが、SD絵が登場する度にニヤニヤしながら見ていましたよw |
| 音楽・BGM | OPには茶太さんを起用した「Winter Bells♪」も印象に残りましたし、EDの「Starry Fairy Tale」もかなり好みではありましたが、トゥルーシナリオのラストに流れたヒロイン全員で歌う「Winter Bells♪」の合唱バージョンはかなりグッと来ましたね。これだけでも聞く価値があると言えます。 あと個人的に評価したいのは作品中のBGMが全てサントラとして最初から付属している点。あえて別に買う必要がないだけに嬉しい配慮です。 |
| オススメ度 | 今の季節にはピッタリ当て嵌まる雰囲気を持つ作品なので冬になったらその都度遊びたくなる作品ではあります。色々と文句はつけましたが出来は水準以上ですし、買って損はないでしょう。雰囲気が優しく、人を傷つける要素がないのも安心してプレイできますね。 とりあえずゴチャゴチャと小難しいことを考えず一気にプレイすることを推奨。細かい設定を脇に置いてイヴ当日まで登場キャラとの会話を楽しむのが正しい遊び方なんでしょうね。 |
| My Favorite's | 迷いましたけど最初と個別シナリオとのギャップで印象に残った月守 りりかを。 最初の強気でエリートという自負がどんどん崩れて中盤以降の弱気キャラになったりりかは守りたくなる存在でしたねー。そんな彼女を支えていたのがエリートになるという誓いと復讐心というのが如何にも『らしい』と思いました。 次点で好きなのは星名 ななみです。ある意味、純真でサンタとしての適正が最もあるのは彼女ではないでしょうか。 |
| 備考 | 色々とゴチャゴチャ書いたので好きな人は気を悪くしたかも知れませんが、それくらい深読みしようとすると幾らでも仮説が立てられる作品ではありました。その意味ではさくらむすびやネコっかわいがり!のように隠された意図があるように思えてなりませんでした。 最後に思ったことを書くと、トゥルーシナリオにあたるきららシナリオはサンタ3人のシナリオ(というよりサンタそのものの存在)に対するアンチテーゼ的なシナリオでなかったのではないかと感じましたね。サンタの資質を持ちながらもルミナの力がなくても人を幸せに出来る事を実証しようとする為に奔走するきららを見ているとそう思えます。 |
2010年02月12日 草薙静流