| Sugar+Spice!2 | ||||
| メーカー | 原画 | シナリオ | ||
| チュアブルソフト | ぎん太 | 森崎亮人 | ||
| 総合点数 | オススメ | シナリオ | CG | BGM | システム |
| 85 | 40 | 5 | 10 | 15 | 15 |
65点作品
※ネタバレ注意
今回は容赦なくネタバレが含まれていますので
未プレイの方は注意して下さい。さて2010年の新作で最後にプレイするのがこれな訳だけど久々に酷い作品だったわね。まさに2010年を締めくくるのに相応しいので思いっきりレビューしていきたいと意気込みを最初に述べておくわ(−−
青葉
茉理(´−`;).。oO(最初からdisる気満々ですね…) という事で「Sugar+Spice!2(以下、シュガスパ2と略)」なんだけど本当にマイナス点しか目に入らなかった作品よね。逆に良いところを探す方が難しいんだから相当なものよ…。
青葉
茉理前作の「Sugar+Spice!(以下、シュガスパと略)」はかなり面白かったんですけど随分と評価の落差が酷いですねぇ…(;´Д`) まあサイトではシュガスパはレビューしていないから誰も知らないだろうけどシナリオに関しては褒められたものじゃなかったわよ? そのシナリオよりもシュガスパ2は更に下を逝くんだからお話にならないのよ(−−
青葉
茉理どう聞いてもネックはシナリオにあるように思えるのでその辺りを聞きたいんですが…。 やっぱり一番の問題はシュガスパシリーズのウリである『告白システム』を全く活かし切れていないのが最大の欠点でしょう(−− 冷静に見てもシステムとシナリオが全くといって良いほど噛み合っていないのは事実よね。
青葉
茉理好きな時に好きなタイミングで告白できて、しかも振られてもまた告白できるというトステムは画期的でしたよね(^^ ただ問題なのは最初のシュガスパからの欠点がそのまま手付かずで残っている点ね。イベント自体はそれぞれ独立しているし、なにより意中の相手とマンツーマンになる時よりも他のヒロインやサブキャラと団体行動していることが多いから、何故ヒロインを好きになったのかという理由がサッパリ判らないこと。
システム的には特定のイベントをこなせば好感度が溜って告白すればオーケーしてもらえるんだけど、プレイしている側からすると唐突に告白しているから納得できる材料が少ないのよ。
青葉
茉理そう言われると普通の恋愛ADVってそこを重点的に描写しているから納得は出来ますけど、シュガスパシリーズは冷静に考えると告白システム以外は少し前の恋愛ゲーのような気がしますね(^^;; あと気になったのが前回レビューした「処女はお姉さまに恋してる 〜2人のエルダー〜」と同様に必要以上に前作をなぞっているシナリオには飽き飽きしたわね(−− シュガスパをプレイしているならまだしも知らない人には前作キャラが登場して必要以上に前作ネタを持ち出されると鬱陶しいとしか思わないわ。
ライターの意図としては「知らないのなら前作も買ってね♪」とか言いたいのだろうけど、こんな前作に頼らないとまともなシナリオも作れない作品をプレイして買う気が起きると本気で思っているのか問い詰めたいわね(−−メ
青葉
茉理確かに前作のシュガスパのキャラとかなぞっいる部分を省くと内容的にはスカスカですよね…(;´Д`) 言っちゃ悪いけど続編というより出来の悪い二次創作というのが妥当な評価よ。
それとシュガスパ2を決定的に駄目にしてしまっているのが主人公の天本 響に他ならなかったわね。本気でこんな奴を主人公にしてしまっているのか理解出来ないわ…(−−
青葉
茉理響さんは傍目には優しい人だと思えるんですが何が駄目なんですか? ぶっちゃければシステムとの相性が最悪と言わざるを得ないわね。よく考えてご覧なさい、この『告白システム』の意義を。
青葉
茉理い、言われてみると響さんって受け身の草食系主人公さんですよね?!(^^;; そういう事よ(−− そもそも女に対してさして興味のない奴がこのシステムで告白するという行為にどんなカタルシスがあるって言うの? この主人公って本当に親切心でクラスメイトを同居させたりするけどラッキースケベ的なイベントはあっても自分から手を出す事は一切しないんだけど私からすると気持ち悪いわよ(−−
青葉
茉理言われてから気付きましたけど折角告白しても好きな理由が一切見えてきませんよね…それをさなさんのシナリオで思いっきり指摘されていますし(;´Д`) さっき受け身と言っていたけど本当にその通り。『告白システム』があるから告白はしているけど、それ以外はまったく自分から動くことはしない奴なのよ…そんな奴が告白していること自体に違和感しか感じないわ。
せめて恋愛ゲームの主人公なら見苦しいぐらいには女に対する『飢え』のようなモノは見せて欲しかったわね(−−
青葉
茉理シュガスパの時はまだスケベな主人公さんでしたからヒョウキンで楽しめましたけど、響さんは完全に一歩引いていますからね…。 主人公だけじゃなくヒロインにしてもそう。主人公が好きなら奪い取るぐらいの気合いを見せて欲しかったわね。ヒロインと付き合いだしてからも無味無臭のノーリアクションが大半でイマイチすぎるわ。
私からすると恋愛する気がない主人公を主役に据えた時点でシュガスパ2の命運は決っていたわね。恋愛ゲーを作るのなら恋愛をする気のあるキャラクターを設定しろと言いたいわ!(#゚Д゚)
青葉
茉理とりあえずレビューはここまでで、あとはおにーさんに任せましようか…しかし、2010年最後の作品がこう言う評価だったのは残念ですね…('A`)
| シナリオ | ハッキリ言いますがシュガスパからシナリオが全くといって良いほど改善されていないのではお話にならない。自社作品を無理矢理に絡めたシナリオ展開には辟易だし、個別シナリオにおける終盤のワンパターンな別離展開に失笑モノでした。銀河シナリオなんて「80年代の少女漫画?」という展開で腹抱えて笑いましたよ( ゜д゜) もうピアニストという設定でそんなシナリオじゃないだろうというのがまさか来ましたからね。失笑を通り越して腹筋崩壊したわ。 しかし主人公の情けなさが炸裂したのは薫子シナリオとさなシナリオ。前者は主人公が言うべき台詞をヒロインに言わせる情けなさ。指咥えていたらヒロインが勝手に悟って解決してしまう展開に唖然としましたよ…後者に至っては一緒に大学へ行きたい理由が「さなといたいから」という世間を舐めまくっている理由付けに本気でムカつきました。そりゃケンカにもなるわ…。 それにしてもシュガスパ2におけるヒロインの魅力の無さは半端なかったですね。前作との差はシナリオ、主人公の他にもヒロインにもありました。最初は銀河目当てでしたけど、あの展開を目にしてしまって気持ちが醒めてしまいましたよ…。 |
| 原画・CG | ぎん太さんの絵は良かったものの、やはり前作からの欠点であるHシーンの淡泊さは改善されていませんね。イベントが独立してしまっているのでHシーン自体が非常に淡泊。単なるイベントの1つぐらいの価値しかなかったですね。今時の萌えゲーでもHシーンはもっと濃厚ですよ。いくら絵が良くてもこれでは…。 |
| 音楽・BGM | 正直なところ最初の期待通りだったのは音楽ぐらいか。民安ROCKはなかなか良かったですね。それでも韻書が良くなることはなかったですが…。 |
| システム・操作性 | 自分達の作った『告白システム』を活かす方法が知らないことに絶望感が満載です。よく考えると最初から好感度が高い対象ヒロインにこのシステムは無意味ですよねぇ。むしろマイナスからの逆境から這い上がっての告白の方が燃えると思います。 いずれにしてもチュアブルソフトさんから出る作品はもう勘弁して欲しいです。 |
| オススメ度 | とにかく主人公の性格にはウンザリ! 作中では良い性格で通っているようですけどエロゲ的にはあまりにも主人公向けの性格ではなかった…その気がないのに好意を持たれてなんとなく告白して付き合っているような奴に感情移入なぞ出来ませんよ。これだったら女が苦手なのに玉砕覚悟で告白した信九朗の方が余程男気がありますよ。 絵と音楽ぐらいしか魅力がないだけに勧めにくいですね…他に気になる作品があるのならそちらを優先した方が良いです。 |
| My Favorite's | ハッキリ言っていませんよ、誰も。 銀河目当てでしたが途中から遠野 薫子が良くなったりもしましたけど主人公の情けなさで一気にゲンナリ。あの台詞は主人公が言うべきだろうJK! 本当に情けない奴だなぁ。 |
2011年01月23日 草薙静流