てとてトライオン!
メーカー 原画 シナリオ
PULLTOP たけやまさみ / いくたたかのん 下原正 / 椎原旬 / 御剣ヒロ




総合点数 オススメ シナリオ CG BGM システム
155 75 20 20 20 20






獅子ヶ崎学園生徒諸君、全員集合!

 青葉と〜
青葉

茉理
 末莉の〜

茉理
  イケてない
 エロゲーレビュー〜♪

青葉
・・・・・・って、

一体何ヶ月ぶりの出番だと思っているかー!!
ヽ(`Д´)ノ

青葉

茉理
じ、実に3ヶ月半ぶりのレビューですね(;´Д`)  
私たちのレビューに至っては4ヶ月ぶりよっ!(#゚Д゚)

あのバカは自分の本業がなんなのか忘れていた訳?(人差し指で頭を叩きながら

青葉

茉理
それは仕様がないかと・・・・・・同人誌の方が色々と大変だったようですし。
んなもん両立できないなら止めちまえば良いのよっ!
こちとら、その間は待ちぼうけを食って暇していたんだから堪ったものではないわ!

青葉

茉理
・・・・・・あの、あの青葉おねーさん、怒りのあまりキャラが変わってしまったような・・・。
とりあえず再開した訳ですからレビューやりましょうよ、ね? ね?
・・・・・・小娘の方こそキャラが変わったじゃないの?(−−
まあ確かに一理あるからこの辺で追求するのは止めてあげるわよ。

青葉

茉理
それでは久しぶりのレビューとなる作品はPULLTOPさんの「てとてトライオン」ですね。
発売したのが3ヶ月前でクリアしたのが2ヶ月前なんだからレビューの放置具合が良く判るわねぇ〜。
青葉

茉理
そんな裏事情は言わなくても・・・(^^;;
ともかくおにーさん期待のPULLTOP作品ですから期待値はかなり高かったですね。青葉おねーさん的にはどうだったんでしょう?
まあ前作がアレだったしリベンジの意味合いでも期待していたわ。先に結論から言えば十分に楽しめる良作だったのは間違いないわよ。ただ、期待する部分が違うと凡庸な作品になってしまうかも知れないけど(−−
青葉

茉理
それでは折角ですので作品的に良かった部分から聞きたいのですが。
まず言っておきたいのがてとてトライオン『学園モノ』と言う事ね。
これを履き違えてしまうとガッカリする人は出てくると思うわ。

青葉

茉理
『学園恋愛モノ』とは違うんですね?
そうよ。あくまで主人公を含めた登場人物全員が『学園』という舞台にしたお話なのよ、てとてトライオンは。だから本来ならメインとなる恋愛の部分は完全にオマケで獅子ヶ崎学園で起こる色々なトラブルや騒ぎをヒロインも含めた登場人物達と解決していくお話なの。だから恋愛をメインに考えている人にとっては期待していたものと違ってしまうわね。
青葉

茉理
言われれば私もプレイした感想としては『楽しい学園モノ』に落ち着きますね。恋愛抜きにしても楽しくてお祭り騒ぎの内容は飽きなかったですし。
今も小娘が言ったようにてとてトライオンという作品を端的に言ってしまえば『お祭り騒ぎ』なのよ。これはPULLTOPたけやまさみ作品の伝統ともいうべきものだから表現としては正しかったし、内容もそれに見合っていたわ。常にテンションが高くて暑苦しいから着いていけない人はいそうだけど(−−
青葉

茉理
でも私はそれが新鮮でしたねー。ヒロインさんと主人公さん、それと学園の生徒さんが協力して困難を乗り切るというストーリー展開は純粋に楽しめましたから。私もこんな学園があれば通ってみたいとも思いましたし。
それが最も今作品を評価する理由なのよねぇ〜。何時ぞやも言ったけど学園を舞台にした作品で「こんな学校に通ってみたい」と思わせたらその作品は勝ちなのよ。まあ、実際にこんなトラブルまみれだと授業どころじゃなさそうだけどね(−−
青葉

茉理
とにかくも解決する鍵は主人公さんが握っているとはいえ、ヒロインさんと協力しなければ決して解決しないというのも良かったですね。何でも解決するヒーロー的なものも良いのですがそればかりがずっと続くとウンザリしますし。
だからこそタイトルが「てとてトライオン」なんでしょうね。それにしても設定は結構無理矢理なものがあったわね〜。主人公が転校してこなければずっとモグラみたいな学園生活を送るつもりだったの?>獅子ヶ崎学園
青葉

茉理
あはははは・・・・・・確かにそうですね(^^;;
設定に無理があったのも勢いとテンションで突き破ってしまった感はありましたから、ある意味凄いとも思いますがw
本当にパッションだけは他の作品の倍以上あったわね(−−
それだけに勿体ないという部分もあって評価も伸びなかったけど・・・。

青葉

茉理
それでは逆に惜しいという部分をお聞きしたいのですが。
やっぱりボリューム的な問題と恋愛部分じゃない? 誰しも思う事だけど。
青葉

茉理
確かにボリュームは少なかったですね〜。でも、それは面白かったから余計にそう感じてしまうからかも知れませんが(^^;;
それはそうね、別に説明不足の部分もなかったから純粋に面白いからもっと遊びたいと思うからでしょうね。
あと恋愛部分もやや描写不足なところを除けば十分楽しめたけど、もっとバカップルなシーンとか甘々な展開は欲しかったと思うわ。

青葉

茉理
あとHシーンもちょっと少なかったのと序盤はサービスシーンしかなかったのも残念といえば残念でした。
それは仕方ないわ、最初に言ったように学園モノだしね。正直、Hシーンは少なくてもイチャイチャしているだけで十分満足できてしまうわ。
青葉

茉理
それってキャラクターの設定が良くできているからでしょうね。
その辺は流石はPULLTOPと言うべきかしら。
少なくともプリワルの失敗を十分に取り返したと言えるくらいの完成度だったのは間違いないでしょう。

青葉

茉理
それではこの辺でレビューはお終いとさせて頂きます。
これからは通常更新になると思うのでお楽しみに〜♪
それでも精々月に2、3回でしょうけど(−−
青葉

茉理
4ヶ月も間が開くよりはマシですよ〜(;´Д`)  






シナリオ

 やはり最初に出てくる感想としては「もっと学園生活を満喫したい」というものになるでしょう。尺は実際に短いのですが、それは中身の出来も良かったから余計にそう思えてしまいますね。常にトラブルに見舞われて大騒ぎになりますが、主人公を含めたヒロインと生徒全員で解決していく展開は熱く、テンションが高くて良いですね。学園モノとしての魅力を十分に備えつつ、ヒロイン達との距離を縮めていく展開はまさしく王道のシナリオだったと言えるでしょう。多分ですが設定だけで他のメーカーさんが作ったら全然違うものになっていた気がしますね。その辺はPULLTOPさんならではの作品だったのではないでしょうか。

 あとトゥルーシナリオ(?)にあたる「獅子ヶ先の声」を少し。本編でちょっとだけ出てくるファンタジー設定のお話となっていますがある意味別にしていて良かったというお話でしたね。だけど決して本編からずれたお話でもなかったので十分に楽しめましたが、最初はどうなるのかちょっとだけハラハラしましたがw


原画・CG

 もはやPULLTOPの看板原画家となったたけやまさみさんですが今回のてとてトライオンでは絵が変わりましたね〜、いや良い意味で。元々、マンガチックな絵描きさんでしたが今回は本当にコミカルなキャラデザになった気がします。でもそれが作品に合っているのが功を奏している感じでした。

 Hシーンに関しては量的には少ない気もしますが質的には十分でした。個人的にはもっと多いと良かったんですが、恋人同士になるのがシナリオ後半なのでその点が悔やまれますね。


音楽・BGM

 全体的には高水準の楽曲が多かったですが、お気に入りはなんと言ってもOPテーマの「try on!」は良い曲でした。作中のテーマを余すところなく歌詞に組み込んだだけあって見事にはまってましたね〜♪


システム・操作性

 ストレスなく使える完成度の高さは流石ですが、特に便利だったのがショートカットキーの説明が載っているのは助かりました。あまり使う事がない上にいちいち説明書をみるの面倒な私には便利でした。


オススメ度

 何度も書きますが恋愛重視で見てしまうとどうしても他の作品と比べて見劣りしてしまうでしょう。エロ重視なら尚のことですが。しかし、『学園モノ』という括りなら2008年最強といっても良いくらいの完成度ですね。一度でもプレイすれば獅子ヶ崎学園へ通いたくなるくらいには楽しめますよ?

 あとヒロインとイチャイチャする青臭い恋愛が好きな人にもお勧めしたいですね。キャラによってはこっ恥ずかしい展開もありますがニヤニヤが止まらないくらいに満喫できますのでw

 とはいえ万人向けでないのも確かな事実。結構プレイしてガッカリしている人が多くて意外な気もしますが好き嫌いの振り幅が大きい作品なのも確かなようです。


My Favorite's

 ハッキリ言ってしまうとヒロイン全員好きなんですよ(ぉ 
てまーこと十倉 手鞠の可愛さは破壊力抜群だったし、マユゲ胡桃沢 鈴姫との最初の険悪な関係から恋人同士になってからのバカップルぶりと暴走ぶりは楽しめました。蓮見 一乃の自信満々とは裏腹に恋愛に対して奥手な一面も良かったし、織原 夏海のノー天気さと明るさも全編通して光っていました。

 あえて1人を選ぶとすれば織原 夏海でしょうか。個人的には他のキャラと比べて個別シナリオの印象が薄くて割を食ってしまっていましたが他のヒロイン達のシナリオでは彼女が主人公に対して無意識に抱いていた恋心を垣間見せていたのが印象に残っています。普段は恋愛のレの字すら感じさせないキャラだけに全ヒロイン中、最も純粋に恋愛をしていたのは彼女ではないかと私個人は感じましたね。




2008年12月02日 草薙静流





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