Volume7
メーカー 原画 シナリオ
RococoWorks J-MENT




総合点数 オススメ シナリオ CG BGM システム
120 60 10 20 20 10






群像劇のレア SF風味

 青葉と〜
青葉

茉理
 末莉の〜

茉理
  イケてない
 エロゲーレビュー〜♪

青葉
この回レビューするのは散々期待しているとかほざいていて1年半も放置していたRococoWorks「Volume7」よ(−−
青葉

茉理
ま、まあまあ、あの時期は冬コミの原稿とかでおにーさんが大分死んでいたときでしたからしょうがないですよぉ(^^;;
仮にもレビューサイトの管理人がその程度でどうするの? 死んでもプレイしなさい(−−
青葉

茉理
このままですと先に進めないので強引にレビューに入りますが…今回のVolume7ですが前回プレイした「airy[F]airy」がファンタジー色の強い作品でしたけど、こちらは一転してSFの設定が凄かったですね。
確かにそうだったけど、それが良かったかと言えば別の話よね(−−
残念だけどSFという点ではかなりガッカリするシナリオだったわ。

青葉

茉理
Volume7は主に序章の外世界編ヒロインさんと主人公さんが3組いる3つの内世界編、そして最後の真世界編からなっていますが具体的にその辺りを聞きたいのですが…。
まあ外世界編は特に問題なかったけど、問題は内世界編と真世界編ね。まず前者は何というか短すぎ(−−
青葉

茉理
・・・・・・私もそれは思いましたね(;´Д`)  別にボリュームが必要という訳ではないんですが何というかあまりにもザックリと終わってしまったり中途半端なところで終わってしまっているのが気になりましたね。
あとあと判る事だけど真世界編の伏線を張るので手一杯って感じだったわね。そのせいで「カタハネ」と比べるとキャラクターの設定や性格、魅力を生かし切れていないから個人的には全然キャラクターに愛着や感情移入が出来なかったわね。
青葉

茉理
あ〜、それは私も感じましたね。特に龍護さんと八代さんのシナリオが短く感じたのはそのせいなんでしょうね。
ただ悪くはなかったとは思うわよ、十丸シナリオは。最初のうちは紀野 梗香にまったく感情移入できなかったけどその理由が判ったときは割と納得できたからね。それが良かったかどうかは別だったけど(−− 他の二人は…まあ駄目駄目だったわね。
青葉

茉理
そんなアッサリと…('A`)
まあ要約して言っちゃえば伏線を張るのに必死でキャラクター同士の恋愛観とかシナリオの尺とかがかなりいい加減になってしまったのよね>内世界編(−−

キャラクターにしても男性キャラに関しては等しく魅力に欠けていたわね。みんな積極性がないし、内面に抱えている問題があまりにも前面に出ていて鬱々していてイライラしたわ。龍護なんてステレオタイプの巨漢気弱男で萎えたわね(−−

青葉

茉理
で物語の核となる真世界編ですが、先程も話していましたがどの辺りが問題があったんでしょう?
ぶっちゃけちゃうと全部説明じゃない!!(−−メ

あれだけ伏線を張ったからどんな展開になるかと思ったら淡々と説明するだけのシナリオ・・・・・・これの何処がSFなのよ!?と言いたいわね(−−

青葉

茉理
確かに説明するのであればシナリオで見せて欲しいとは思いますねぇ(^^;; 
本当にいきなり伏線の説明をするだけでシナリオと呼べる代物じゃなかったわ(−− いきなり新キャラが登場するし、頻繁に視点が入れ替わるのは良いけど効果的だったか疑問だったし…。
青葉

茉理
あのTAKUMAさんが登場したのはいきなりでしたからねー(^^;; あと視点入れ替えは群像劇らしくて良かったとは思いましたけど…。
そう? あまりにも視点入れ替えが激しすぎて忙しなかったし、何より碌なキャラクターへの思い入れがない状態でそれをやられてもねぇ(−−
青葉

茉理
ただ青葉おねーさんが言っていた説明しかしていないというのは判りました…それにしてもかなり駆け足感の強い真世界編でしたね…。
それも印象が悪かったわね。やたら説明しているのに説明不足がかなりあるというのも納得できるものじゃなかったわ(−− 結局、ソフィアっ何の? 時震(タイムエイク)は? 精神壁は? ツッコめば幾らでも粗探しが出来るぐらいに伏線や設定を放り出しているわね…ヴァレンティナにしても何をしたかったのか理解出来なかったし設定を活かしきれていないわ。

別にフォローする訳じゃないけど設定はかなり面白かったし、伏線も良い感じではあったわ。でも、それを活かす為のシナリオが用意できなかったのが痛かったわね…カタハネairy[F]airyと比較するとキャラクターへの肉付けの不足感は感じるわよ。しかも登場キャラも多いし尚更ねぇ(−−

青葉

茉理
世界観とか設定はとても良く感じるんですけどシナリオがそれに見合うものではなかったのが勿体ないですね(^^;; 
私が気になるのはTarte時代に逆戻りしていると感じる事ね。せっかく新しいブランドで復活したのだから変な妥協をせずに作って欲しいわね。
青葉

茉理
では今回のレビューはこの辺で終わりにさせていただきますね〜。






シナリオ

 シナリオはカタハネからのJ-MENTさんでしたが設定や世界観に関しては文句の付けようのない出来だとは思います。それだけにシナリオが今ひとつ設定に及ばない出来なのは残念でならない。とにかく内世界編の3つのシナリオが伏線を張るだけにしか使われていなかったのは個人的には頂けなかった。私にはカタハネのように最後を3つに分けた方が良かった気がしますね。

 あと消化しきれなかった伏線と設定も勿体なかった。気になったのは十丸梗香の関係についてもラストではあまり関係なかったし、TAKUMAリョウコ茉莉の存在にしてもどうにも説明不足、特定の因子についても説明はないし、そしてソフィアにしても謎のままだったというのも納得できなかったなぁ…あまりにも設定を広げすぎて収束できなかった感がそこかしこにあって、これらが活かせればもっと面白い作品になったと思えます。

 あとカタハネの影響なのか百合展開もありましたが、カタハネほど活かせていなかったのも事実。ヴァレンティナ由梨江の関係も有耶無耶になってしまってちょっと知りたかったなぁ…w


原画・CG

 こちらも私一押しのさんが原画を担当。これは文句なしに良かったんですが個人的にはもう少し等身が低いキャラの方がさんには合っている気がしますねw 今回は等身が高いキャラが多く珍しい感じでしたがこれはこれで良かったと思います。中でも特にヴァレンティナの妖艶な造形は今までにないさんのキャラクターだったので斬新でした。

 Hシーンもヒロイン毎に3、4回用意されていますがこちらはまあまあ。お約束の百合シーンもありますが過剰な期待はしない方が良いとは思います。質量共に平均的ですが絵的な事も考えれば十分ですね。

 あと背景はminoriが携わっているのでかなりクオリティが高いですねー。今回はSF設定なので割と近代的な背景が多かったですがしっかりと雰囲気にあったものが用意されていて良かったですね。


音楽・BGM

 こちらも主題歌、BGM共にレベルは高いですね。「ひなたぼっこ」の時から鉄板の出来なのでなんら不安はないですね〜。特に主題歌の「Perfect World」を歌っているRitaさんは良かったなぁ。今回は声優としても参加していて大活躍だったんじゃないかと。個人的にはこれだけでも買う価値はあったとは思っています。


システム・操作性

 ワイドスクリーン対応だったんですが完全に活かし切れていたかは疑問。登場人物がそこまで一度に登場しないので活用できていなかったというのが本音か。それとセーブ/ロード画面が直ぐに現れないのでちょっとイライラしますね…。


オススメ度

 SFという理由で購入するのなら少し考えた方が無難。どちらかというと『SF風味』という方がしっくり来る内容なので気軽に楽しむ分には良い作品ではないかと。ただ、萌えゲーともシナリオ重視とも言えない中途半端な印象が拭えないので素直に絵が良いからとか気軽な理由でプレイする方が楽しめるかも知れません。

 とにかく作品としての完成度はあまり高くないので過剰な期待はしない方が良いでしょう。少なくてもカタハネとは雲泥の差なので。


My Favorite's

 辻占 リョーコを推しておきますね(ぇ

 並み居るヒロインを押しのけて確立したキャラクターとインパクト、そして立ち位置からしてこれ以上ないキャラでしたねw 関西弁を操りながらツッコミを噛ます姿は萌えました。CV担当の理多さんの演技も光っていてリョーコというキャラはとても良かったですよ。

 その中でも名場面はリョーコTAKUMAの対決シーンでしょう。フーセンが元の姿に戻ったときはちょっと泣きそうになったよ(´д⊂ しかし、この2人の名前の由来を聞いて納得。そりゃ確かに皮肉というか何というか…。




2010年05月25日 草薙静流




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